A Spherical Cap Preserving Parameterization for Spherical Distributions [Dupuy 2017]
A Spherical Cap Preserving Parameterization for Spherical Distributions – Unity Blog
早速ブログ放置しかけてたけどしれっと再開。
SIGGRAPH 2017 の論文。
球面上に定義された分布の表現方法として、 Spherical Pivot Transformed Distribution (SPTD) というものを提案している。 これは任意の spherical cap 上、またはそれを組み合わせた領域上での積分が便利に扱えちゃうよということらしい。
続きを読むA Multiview and Multilayer Approach for Interactive Ray Tracing [Vardis 2016]
AUEB Computer Graphics Group - Publications
I3D 2016 の論文。
複数ビューの組み合わせとフラグメントの重なりを表現するデータ構造の実装により、 スクリーンスペースのエフェクトを実装する際に問題となる 『視界の中の物体しか反映されない』問題を解決する方法を示している。
続きを読むSequential Monte Carlo Instant Radiosity [Hedman 2016]
Sequential Monte Carlo Instant Radiosity
I3D 2016 の論文。
インスタントラジオシティ法において、 光路上の複数回の反射をサポートしつつ、 カメラや光源が動的に変化するシーンでも 空間的なノイズを少なくし、 かつ時間的なチラつきも小さくできる VPL の配置の仕方を扱っている。
続きを読むArea-Preserving Parameterizations for Spherical Ellipses [Guillén 2017]
Arnold Renderer | Autodesk | Research
EGSR 2017 の論文。
モンテカルロ積分中で 面積を持った光源に対しある点 P からランダムにレイをサンプリングする際、 P から見たレイの立体角あたりの確率密度p(ω)が一様になるようにパラメータ化を行う必要がある。 これを例えば単純に光源表面上の点をランダムに選び そこに向かうレイをサンプリングするようにすると、 p(ω)が一様ではなくなり レイのPへの寄与度と選択確率が剥離する為、 結果の分散が大きくなってしまう(寄与度は立体角あたりで大体一定と考えられる 大体)。 つまり重点サンプリング的によろしくない。 この論文ではp(ω)が一定となるようなレイのサンプリングを 特に円盤状の光源に対して行う場合について論じている。
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